東京・池袋「婚活エグゼ」チーフアドバイザーの坂田です。
婚活中の方で、マッチングしての初デート、また相談所での「お見合いは成立」したのに、そこから先の交際にステップアップできない経験は、少なからずあるかと思います。
・相性がまったく合わなかった
・会話が全然盛り上がらず、すぐに帰りたくなった
というケースなら致し方ありませんが、要領が悪いことに気づかす、「機会損失」しているケースもあるので、今回はそれについて書こうと思います。
「初デート」成立 =「好き」でも何でもない
アプリでも結婚相談所でも、プロフィールや、やりとりでお互いに「いいな」と思い、会うことになったとします。
その「いいな」は、「好き」でもなんでもなく、「一度会ってもいいかな〜」程度のものです。それ以上でも以下でもありません。まずそこの立ち位置であることを認識しましょう。
結婚相談所の場合、お見合いした後、「この人ともう少し話がしたい」と思ったら、「仮交際」のステージに進みます。
「仮交際成立」=「自分に気がある」ではない
ここでも気をつけたいのが、
仮交際は、お互いに「もう少し相手のことを知りたい」
という程度のものということです。
決して「お互いに好き同士になった」と言うわけではなく、そのテンションを間違えてはいけません!
特に恋愛経験が少ない男性は、この時点で盛り上がってしまい、自分だけ熱量が上がってしまっているケースがあります。
その結果どういうことが起きるのか
例えば
1 あまり盛り上がっていないのに、手を繋ごうとする
2 「僕たちカップルに見えますよね?」と、変な同意を求める
3 「結婚したら〇〇したいな」と、かなりの先走った話をしはじめる
4 いきなり「ロングドライブ」に誘う
こういった行動に走ってしまうことがあります。
1 あまり盛り上がっていないのに、手を繋ごうとする
相手の体に触れるのは、かなりリスクがあります。まだ好きでもない男性から、「手を繋ごう」と言われたり、無言で繋がれたら、私が女性ならドン引きです。
手を繋いだら「次はどうしたいのか」という想像もつきますし、この段階で「交際終了」となる可能性が高いです。
「盛り上がっている」「どちらも了解している」のであれば、その段階で手を繋いでもいいと思います。要はそこへ至るまでのプロセスと言葉、雰囲気、同意等がなされていれば問題ないと思います。
2 「僕たちカップルに見えますよね?」と、変な同意を求める
これ男性にありがちです。デートできている自分に酔っている可能性もありますね(笑)。
仮交際中、または初対面に近い人間関係でまだお付き合いしていくかどうか、この先にがあるのかどうかわからない段階、そこで「僕たちはお似合いのカップルかも」なんて言ってしまうのは、先走りの発言です。
そこまで相手に気がない女性であれば、ここで交際終了、LINEならブロックされてアウトです。
男性だけが舞い上がってしまい、こういうことをポロッと言ってしまうのは、ある意味かわいらしいとも言えなくもないですが、まだこの先どうなるかわからない状態で、「勝手な思い込み」で発言してしまうと、そこで不快にさせた段階で、やはり交際終了の可能性があります。
まだ「親しくない時期の言動」「不注意な一言」はほんとに気をつけないといけません。
3 「結婚したら〇〇したいな」と、かなりの先走った話をし始める
「仮交際」またはデート数回の段階で、こういう話をするのもリスクがあります。お付き合いを進める中で、結婚後の近い将来像、仕事や住居、趣味や旅行の話など、二人でしていく中では、逆にしなければならない話はたくさんあります。
しかしそこに至らずに勝手に将来像を語り始めても、相手は「ポカン」としてしまいます。
自分だけの思い込みで「二人の話」をしない
これはかなり重要です。成婚、結婚に至るプロセスでは、二人で考えることが徐々に増やしていく(増えていく)ものです。でもお付き合いが浅い段階で、そんな話をすると逆に冷めていく可能性が高まります。
「この人、何言ってるの?」となり、やはり交際終了に向かって行きかねません。
4 いきなり「ロングドライブ」に誘う
これも「3」 に近い、精神状態です。
車でのドライブは、第三者に気兼ねなく二人で話す時間がとれます。それはメリットですし、もしかしたら「自分はこんなカッコいい車に乗っている」アピールになるかもしれません(笑)。
でも誘われた女性側からみたらどうでしょうか。車は完全個室ですし、辺鄙な場所や高速道路では途中で何かあっても、降りられません。「家まで送りますよ」と言われて、夜遅くまで、長時間連れ出されてしまう可能性もあります。
車でのドライブは相当近しい関係にならないと、私はオススメできません。特に女性にとってはリスクが大きいです。ドライブなんて、結婚したらいくらでも行けますからね!
交際には段階があるので、プロセスを飛ばさない。
今日あげた例は簡単に言うと「思い込み」が強かったり「焦り過ぎ」の結果、生まれる言動です。
恋愛でもお見合いでも、お付き合いにはプロセスがあります。会っていきなり盛り上がって、先走った行動をすると、相手がついていけなくなり「交際終了」となります。
急がば回れ!
よいお付き合いをするにはまさにこの言動が重要です。
ここで、私からの一つの戦法をお伝えてしたいと思います。それは
「出し惜しみ」作戦
です。
関係が浅いと、深い話をして、なるべく早く相手のことを知りたいと思いますよね。それも悪くはないですが、一旦盛り上がった精神を、少し冷静な所においてみて頂きたいのです。
「根掘り葉掘り聞く」「なんでも話す」というのが必ずしも正解ではありません。焦らないで、自分の情報を少しずつ、冷静に出していくことも一つの方法です。
自分のことをあまり話さないと「単なる話下手」「嘘をつく人」「不思議ちゃん」、こんなところにカテゴライズされかねないので、そうではなく、必要なことを少しずつ話していくことで、冷静にステップを踏めるのではないでしょうか。
恋愛に前のめりな方ほど、心がけていただきたいのです。
今日のおさらいは、
「プロセスを飛ばしていきなりジャンプしない」
です。
焦らず、育てる方法を一緒に実践していきましょう!
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