こんにちは。「婚活エグゼ」チーフアドバイザーの坂田です。
新年あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いいたします。
皆さんは初詣に行かれたでしょうか。またこの年末年始は2年間できなかった帰省をされた方も多かったと思います。
とは言う私は大学まで大阪生まれ、大阪育ちですが、この2年間は帰省出来ておらず、この年末年始も東京で過ごしました。
さて、もう令和も4年がスタートします。
1月4日のYahoo!ニュースで「コロナ禍で「結婚式をやる意味があるのか」 プランナーが現場で直面する苦悩、打開策とは」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d68704ecfbfd5028237e6bb9ff72423e060951
という記事が出ていました。
ここでは記事には言及しませんが、コロナ禍もあり、大人数の結婚式はかなり減ってしまったようです。
「地味婚」と言う言葉をご存知でしょうか? もともとは1990年(バブル崩壊時期)に生まれた言葉で、派手な結婚式の対義語として、家族や少人数ウエディングなどで使われていました。
でも今は「結婚式自体を行わない」というところまでの地味婚になってきています。このコロナ禍で、田舎からご両親や親族を都会に呼ぶリスク、また大声で歌えない、アクリル板の設置や、テーブルや人の間隔など、オペレーションにもかなり気を使いますね。
Yahoo!のコメント欄にも、「何百万もかけて結婚式をするなら、住居や子供にお金をかけたい」とか「結婚式は家族だけで」「ウエディングフォトのみ」といった、今の時代相応の意見の方が多く感じました。
「派手婚」に対して「地味婚」は、ネガティブに聞こえる方もいるかもしれませんが、私は全然そうは思いません。
コロナ禍という状況は“きっかけ”であって、それ以前から結婚式に何百万円もかけるというのは徐々に減っていたと思います。日本人の所得が伸び悩んでいることも理由だとは思いますが、それ以上に「自分達らしさ」を冷静に考え、親族や仲間、関係者に喜んでもらうための方法が“人それぞれのやり方”として広がったのだと思います。つまり、
「結婚式」に対する価値観や考え方が変化した。
のだと思います。
今の時代、貴金属の広告もかなり激減していますし、「婚約指輪は給料3ヶ月分」と言うCMコピーは、もはや死後です。
あっ、知らない方はスルーしてください 笑。
結婚式の話を先にしましたが、「婚活」「結婚」自体はどうでしょうか。
婚活市場では「3高」や「ハイスペック」「若さ」などの言葉が未だに飛び交っていますが、本当にそれが一番大切なことでしょうか。
もちろん収入や年齢を無視するわけにはいきませんが、それにこだわるばかりに、出会いの機会を喪失している、もしくはフィルターを通した目でしか見ないで、素敵な人との出会いをスルーしてしまっていないでしょうか。
高収入の人と(が)結婚したら幸せになれるなら、高収入の人は全員既婚のはずです。というのは極論ですが、もう「婚活」「結婚」だけでなく、日本社会が成熟してきた中で、高価なブランド品で身を固める、高級車に乗る等は、むしろダサいと感じる世代。「サスティナブルな時代にふさわしい価値観や選択眼」を持った世代がもう社会人として仕事をしています。
年収の件でいうと(様々な試算で多少のばらつきはありますが)1人で年収900万円の家庭よりも、夫婦で世帯年収900万円の方が税金の負担額が少なく、手取額の割合が大きくなります。
社会人として仕事をしている方同士であれば、相手の収入にだけ頼らないで「夫婦としての世帯収入」で考えれば、十分生活していけることがわかります。
ましてや家賃や光熱費などは一人から二人になっても倍になることはないので、むしろ日々の生活コストも抑えられます。
その中で私がお伝えしたいのは、
「二人でいること」、またお子さんも出きて「家族でいること」が何よりも大切だと感じたら、それ以上に何が必要でしょうか。
ということです。
目の前の相手と会っていて、全然疲れない、何となく楽しい。出会って間もない頃ならそれだけでも十分素敵な出会いだと思います。出会い頭にいきなり燃え上がるとか、逆に怖いです(笑)。結婚は炭火のように、じわじわとゆっくり熱くなっていけばいいのです。
結婚相談所に入会して、尚且つ婚活が長引いている方は特に、この令和4年に今一度、自分の考え方を整理されてはいかがでしょうか。
色々なものを削ぎ落として、最後の最後に大切にしたいものはなにか。
それが見えれば、自分とマッチしたお相手に巡り会えると思います!
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